プレゼンテンプレートの作成法

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PowerPointのテンプレートを作成することってありますよね。
配布資料として使う時や、スクリーンでプレゼンする時の資料や、
サービス毎とか。

以前のテンプレートというと、
タイトルを入れる箇所と内容を入れるところを置いて、
装飾と背景を作る。
というデザインテンプレートでした。

しかし、今はもう少し突っ込んだ作り方をしています。
それをご紹介します。

ストーリー(ページ構成)をつくる

資料を作成する際は、どの順で話すかを考えて、ストーリーを作成するのですが、
これ、時間がかかるんです。
大手の役員クラスになると、事業プレゼンになれ、成功体験も沢山持っているので、自分の型を持っている人も多くいます。ただ、それ以外となると、その都度プレゼンする内容の種類が変わったり、一緒にプレゼンする人が変わるので、自分の型ってないんですよね。毎回考えるしかない。
これが、よくあるパワポ残業の原因の一つです。
なので、それを避けるために、テンプレートではストーリーをまず作ります。
よくあるストーリーとしては、
「表紙」で挨拶
「目次と要約orスローガン」ここでプレゼンの概要
「背景」市場分析、ターゲット、ニーズ、競合他社の整理
「コンセプト」
「具体的なアクション」
「未来」
となります。
ただ、これにピッタリはまる企業は少ないので、取り扱いサービスに応じて、
最適化したストーリーを作っていきます。

サンプル作成

従来のテンプレートでは、内容を入れる場所を作るだけでした。
これだと、どの内容を入れるか考えたり、レイアウトの考える必要があるため、
やはり作成に時間がかかります。
なので、サンプルを作成します。
よくあるサンプル作成としては、
「メッセージのみ」
「メッセージと補足データ」
「データとそこから読み取れるメッセージ」
「表やフロー、他の図、のみ」
「画像のみ」
あとは情報の階層や種類に応じて増やす、となります。
これも、ピッタリはまる企業は少ないので、個別に最適化して作成します。

カラースキームとデザインフォーマット

これは、従来のテンプレートと同様ですね。カラースキームを何種類準備するかは、
取り扱いサービスにより、異なります。ただ、一般によくあるカラースキームは色が多すぎるので、内容に合わせて最小限にする必要があります。そうでないと、作成時に色を考えなくてはならないので、時間がかかってしまいます。

アニメーションルール

スクリーンや画面でプレゼンテーションを行う時にはアニメーション設定は必要ですよね。
ただ、アニメーション設定は、やはり時間がかかります。
ですので、基本アニメーションのルールを設定します。
これは、サンプルに合わせて個別アニメーションを設定します。その際に自動開始アニメーションなのか、クリックしてはじまるアニメーションなのか、も決めていきます。基本的には、重要なメッセージをクリックアニメーションとした方が見る人にとって、重要なポイントがわかりやすいアニメーションとなります。
また、ストーリーに合わせてスライド切り替えアニメーションと登場アニメーションを設定します。スライド切り替え時、登場アニメーションのポイントは、内容が似ているスライド間のアニメーションと、内容が異なるスライド間のアニメーションを分けて設定することです。これもわかりやすくするためです。




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